【解説】行政書士試験【令和5年度】問題8

時短教材(令和5年度)

問題8正解3
ア(誤)違法行為の転換(参考)最判令和3年3月2日
補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律22条に基づくものとして各省各庁の長から権限の委任を受けた機関により補助事業者等に対してされた補助金相当額の納付を条件とする間接補助事業等により取得された財産の処分の承認は,次の⑴~⑶など判示の事情の下では,補助事業者等は間接補助事業者等に対し事業により取得した財産の処分についての承認をしようとするときはあらかじめ上記機関の承認を受けなければならない旨の同法7条3項による条件に基づいてされたものとして適法である。
⑴~⑶ 略
イ(正)
ウ(誤)違法性の承継(参考)最判平成21年12月17日
 東京都建築安全条例(昭和25年東京都条例第89号)4条1項所定の接道要件を満たしていない建築物について,同条3項に基づく安全認定(建築物の周囲の空地の状況その他土地及び周囲の状況により知事が安全上支障がないと認める処分。これがあれば同条1項は適用しないとされている。)が行われた上で建築確認がされている場合,安全認定が取り消されていなくても,建築確認の取消訴訟において,安全認定が違法であるために同条1項違反があると主張することは許される。
エ(誤)職権取消であっても、撤回ではなく、取消であれば遡及効あり。
オ(正)

(使い方)

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