【解説】行政書士試験【令和2年度】問題46

時短教材(令和2年度)

問題46(詳しい解説は、こちらを御覧ください。)
(センター解答)
信義則上登記の欠缺を主張する正当な利益を有しない者であって、AC間の売買は有効であるから。(45字)

(まるや解説:標準)
一見して明らかですが、「背信的悪意者」に関する問題です。

①背信的悪意者(本件のC)は、第一譲受人(本件のB)の登記の欠缺を主張することが信義則に反し、許されない。
②乙は、丙が登記を経由した権利を乙に対抗することができないことの反面として、登記なくして所有権取得を丙に対抗することができるというにとどまり、甲丙間の売買自体の無効を来すものではなく、したがって、丁は無権利者から当該不動産を買い受けたことにはならない。

(上記を40字程度にまとめます。)
「背信的悪意者は、」
第一譲受人の登記の欠缺を主張することが信義則に反し許されないだけで、売買は無効ではないから(45字)

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