定年後は、士業がお勧め

一般事項

(本日のコンテンツ)
1 理由がなければ再雇用を選ぶべき
2 まずは心の中で独立する
3 だから私は士業を選んだ

皆様、おはようございます。
本日は、私が、何故、定年後の生業として士業を選んだかを述べたいと思います。

1 理由がなければ再雇用を選ぶべき

まず、65歳未満の定年と言っても、法律を守る会社であれば、必ず、再雇用の道は用意されています。

そして、ほとんどの場合は、収入こそ下がるものの、見知った仕事で安心感も絶大です。

であれば、やはり再雇用を選ぶべきなのでしょうか?

60歳からは、年金の繰り上げ受給もありますが、ただでさえ少ない年金が更に減額されてしまいますし、繰り上げ受給に伴うデメリットもありますので、年金を繰り上げてのリタイアは賢明な判断とは思えません。

もっとも、私の知人にもいましたが、金融資産を貯めて、それこそ定年よりも前にリタイアしてしまったケースを知っています。

こういったケースをファイヤーと言うそうですが、残念ながら私にそれだけの金融資産はありませんし、多くの人達もそうでしょう。

結論、少なくともデメリットなく、年金を満額受給することができる65歳までの再雇用を受け入れるのが「一般的には」定年後に取りうる最適解で、「普通は」やはり再雇用を選ぶべきなのでしょう。

2 まずは心の中で独立する

結局、大抵の人にとっては、再雇用を受け入れるのが最適解ではあるのですが、個人個人にはそれぞれの事情があり、私の例で言うと、今後も端々に出てしまうかもしれませんが、全く公正に処遇されておらず会社とは早く縁を切りたいという消極的な理由と会社では求められなかった自分の潜在力を世に問いたいという積極的な理由があって、まずは独立したいと考えています。

ちなみに、何らかの引きでもあれば別ですが、高齢者が若者のように伝手のないところから転職しようとしても、絶望が深くなるだけでしょう。

ですから、何らかの理由があって、再雇用を受け入れない場合は、まずは心の中で独立してみて、手段としての生業を考えてはいかがでしょうか。

3 だから私は士業を選んだ

長年サラリーマンをされてきた方であれば、ビジネス一般、とりわけ起業についても、一家言あるかと思います。

私も一応30年以上サラリーマンをやっておりますし、中小企業診断士(2013年登録)でもありますので、成功するとまでは言わなくとも失敗しない起業には何が必要か、ある程度は分かっているつもりです。

色々なところで語りつくされているので、我が事としてお考えの皆様には今更ではありましょうが、念のため、書き記します。

⑴ 最初に大事なことは、心が折れないこと。

好きなことを仕事にして、嫌いなことは避けましょう。

完全には無理でも、できる限り好きなことを仕事にして、嫌いなことは避けましょう。(大事なことなので二度書いておきました。)

我慢が仕事の時代は、終わるのです。

  ⑵ 次に大事なことは、キャッシュを確保すること。

先に心の持続可能性を述べましたが、やる気はマックスでも物理的に続かなければ(兵糧が尽きてしまえば)旅は終わりです。

松下幸之助氏の名言に「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければそれは成功になる。」というものがあります。

もちろん、経営の神様のようにはなれませんが、真似ることはできます。

では、ビジネスを物理的に続けるためには、何が必要でしょうか?

いかなるビジネスもキャッシュが尽きれば続けることはできませんが、これを逆に言うと、キャッシュが尽きさえしなければ、いつまでも、どこまでも、ビジネスは続けられるのです。

とすれば、独立前に可能な限りキャッシュを貯めた上で、自分の好きなこと、嫌いでないことから、固定的支出の少ない仕事(あるいはやり方)を選ぶことが肝要になります。

 ⑶ 自分に対するあてはめ

これを自分に当てはめてみますと、本当に遅ればせながらですが、この夏、車検満了を契機に自動車を処分しました。稼げるようになって、また乗れないかなという下心で、任意保険は休止にしていますが…(--;

さらに、保険を見直し、貯蓄額を月当たり計5万円増やしています。

なお、好きな仕事というと本当は「物書き」になりたいのですが、なりたいと言って、直ぐになれるものでもありません。

一方、成り行きとはいえ、既に十年近く中小企業診断士をやっていますので、士業は身近であり、かつ、固定費の極めて低い業種であることも分かっています。(仮に自宅で開業するときは、何をやっていても、パソコンとインターネットはあるのだから、広告費以外の経費はほぼゼロです。)

そこで、定年後は、今まで以上に他愛もない物を書き、中小企業診断士プラスワンで生活を成り立たせようと思い至りました。

なお、何故プラスワンなのかは、次回に述べることとし、本日は、この程度にさせていただきます。

それでは、皆様、家内安全を第一に、無理のない範囲でお取り組みください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました