【解説】宅地建物取引士資格試験【令和3年12月】問題6

宅地建物取引士

問題6正解1
1誤(大判連明治41年12月15日)全員当事者
民法177条の第三者とは、物権変動の当事者およびその包括承継人以外の者で、物権変動について登記の欠缺を主張する正当の利益を有するものをいう。
2正(同上)賃借人は、登記の欠缺を主張する正当の利益を有するもの
3正(最判昭和42年7月21日)
不動産の取得時効完成前に原所有者から所有権を取得し移転登記を経由した者に対し、時効取得者は登記なくして所有権を対抗できる。
4正(最判昭和38年2月22日)
甲乙両名が共同相続した不動産につき乙が勝手に単独所有権取得の登記をし、更に第三取得者丙が乙から移転登記を受けた場合、甲は乙、丙に対し自己の持分を登記なくして対抗できる。

(使い方)

  • 問題は、不動産適正取引推進機構のホームページなどから御自分で用意してください。
  • (使い方)よりも上の部分をワードなどにコピーして使ってください。
  • 民法、借地借家法及び宅地建物取引業法は、暗唱までは不要ですが、その内容は覚えてください。
  • 上記以外の法令は、この機に読んで、頭に残してください。

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