問題30 正解４
ア 違反する。（宅地建物取引業法第33条）
イ 違反する。（宅地建物取引業法第34条第１項）
ウ 違反する。令和元年国土交通省告示第493号
エ 違反する。（宅地建物取引業法第33条）
第33条及び第34条は、頻出ですから、覚えておきましょう。要は、条文に書かれていない条件を加えたところで、条文の内容が変わるわけではないということです。
なお、肢ウは、報酬計算の根拠となる告示が元なので、しっかり読んでおいてください。本肢は、依頼者の依頼がない場面なので、第９の「ただし、依頼者の依頼によつて行う広告の料金に相当する額については、この限りでない。」の反対解釈で解けます。
【宅地建物取引業法】
【覚】（広告の開始時期の制限）
第三十三条 宅地建物取引業者は、宅地の造成又は建物の建築に関する工事の完了前においては、当該工事に関し必要とされる都市計画法第二十九条第一項又は第二項の許可、建築基準法（昭和二十五年法律第二百一号）第六条第一項の確認その他法令に基づく許可等の処分で政令で定めるものがあつた後でなければ、当該工事に係る宅地又は建物の売買その他の業務に関する広告をしてはならない。
【覚】（取引態様の明示）
第三十四条 宅地建物取引業者は、宅地又は建物の売買、交換又は貸借に関する広告をするときは、自己が契約の当事者となつて当該売買若しくは交換を成立させるか、代理人として当該売買、交換若しくは貸借を成立させるか、又は媒介して当該売買、交換若しくは貸借を成立させるかの別（次項において「取引態様の別」という。）を明示しなければならない。
２ 宅地建物取引業者は、宅地又は建物の売買、交換又は貸借に関する注文を受けたときは、遅滞なく、その注文をした者に対し、取引態様の別を明らかにしなければならない。
（使い方）
- 問題は、不動産適正取引推進機構のホームページなどから御自分で用意してください。
- （使い方）よりも上の部分をワードなどにコピーして使ってください。
- 【覚】とあるところは、暗唱までは不要ですが、その内容は覚えてください。
- 【機】とあるところは、この機に、読んでおいてください。
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